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2018年6月30日土曜日

つまずいたっていいじゃない

6月最終日。学校は最後の最後まで会議です。

先日成績表が渡されましたが、その結果に満足できない生徒が申し立てをした場合、先生達はまた審議会議をするわけです。午前中はその会議のため先生全員集合。

11教科中2教科しか合格していない子が、平気で申し立てをしてくるわけです。

彼らの言い分としては、家庭内事情が複雑だったら勉強に集中できなかったから成績が悪いんだ というものが多いです。

親が離婚したとか、兄弟が事件に巻き込まれていた!とかドラマチックな背景があって本人の責任ではないのは仕方のないことです。

それなら尚更もう一年留年して基礎学力をつけましょうというのが先生側の意見です。

急いで次に進もうとしても、基礎ができていないとそこでつまずくのは本人です。

それは音楽でも数学でも同じで段階を積んで基礎を積み重ねていかないと次のステップには行けないわけです。

先日は16歳でやっと小学校修了試験に合格した子を送り出しました。

人によって能力は様々でしょうが地道に進むのが一番近道なのです。




2018年6月26日火曜日

学年末、泣く生徒 笑う生徒

ベルギーのフランス語系の中学では先週一斉に政府が指定した試験が行われました。それをCEB とCE1Dと言います。小学校の後は2年毎にこの大きな試験を受けることになります。

主要科目はフランス語、数学、地理、理科。この政府の試験に受かれば次のグレードに上がれることになります。

先週末から成績会議が行われ生徒一人一人の進級を判断しています。

成績会議は音楽を含めた全科目11教科の一年分の成績がばーんとスクリーンに映し出され、学長、心理カウンセラーなど総勢20人で生徒について話し合います。

11教科の成績表はパズルのように合格は白、不合格は色が塗ってあるので一目瞭然で成績がわかります。

一面真っ白という生徒は学年に4ー5人だろうか。。。

生徒の態度、家庭環境、進路、学力、あらゆる面から一人一人のオリエンテーションを決めていきます。

私の勤務校は問題児だらけなので、政府の試験の合格率は30%。低すぎる。。。

と言うことは 30%は進学校に進めるけれど、残りの70%は留年をし、技術、専門職系のコースを選ばざるを得ないことになります。

こんな13歳ごろから手に職系のオリエンテーションをするのはベルギーではごく普通のようです。(少なくとも私の勤務する3校は、みんなこんなレベル)

成績会議は何日も、何時間にも渡って行われるので先生はクタクタになります。

先生というと、日本では真面目で清楚で勤勉なイメージですが、ベルギーだとタトゥーをバリバリに入れている方や、イケイケの服装の先生もいるので驚きです。みんな飛んでいます。(うちの学校だけか?!)

成績会議の結果は即 担任によって電話で生徒の親に報告されます。そして明日、親と生徒が成績表を取りに来て学生の一年が終わります。








2018年5月17日木曜日

コーランを読み始める生徒

学校では色々なことが起こります。

今日は 教員労働組合の退職金に対するストがあり、それに便乗して交通機関もストを起こしたので生徒は普段の3分の1ぐらいでした。

こんな日は生徒もストに便乗して(?)学校に来ないことが多いです。

クラスによっては一人か二人しか来ないので学校はとても静か。


来月生徒は大切な卒業試験CEBがあるのでこんな日は生徒の少ないクラスは自習になります。

試験科目担当の先生にとっては授業を快適に進める絶好の機会!

音楽はその大切な試験CEBの科目に入っていないので、今日は数学、フランス語、理科、地理の自習をさせるわけです。

でもうちの生徒は自習に何時間も耐えられる子達では当然ありません。


すると一人のあアルバニア人の生徒が ”僕はコーランを読んでいていいですか?”と聞くんです。

??? コーラン ?


話を聞くと彼は今日からラマダンの日だそうで、朝の3時23 分から夜の9時32分まで(だっかたな?毎日時間が変わる)水も一滴も飲まず何も食べないというのが1ヶ月続くのです。

先生としては自習の邪魔にならなければいいので、コーランを読むのを許可しました。携帯で読むのね。

5時限目になるとそれも飽きて来て、クラスがざわざわして来たので、いっそのことラマダンのことを説明してもらおうと思って教壇に立たせました。

彼は本当に得意げに朝から晩までの生活、家族のこと、イスラム教の戒律、踊り、民族衣装などを説明してくれました。当然音楽のことも。

同じコーランでも国によって文化の違いがあり、また男と女では全然違うわけで、他の生徒も興味深げに話を聞いていました。

自分の国の文化を紹介するのは本当に誇らしげで楽しそうでした。

今日いた5人中4人はイスラム教徒だということに気づきました。アルバニア、チュニジア、トルコ、モロッコ。。。

そうか、この子達はあの過酷なラマダンを今日から1ヶ月始めるんだ。
水も飲めない状況だから彼らの体力、精神状態も授業中考慮しないといけないなと思ったわけです。

8歳ごろからラマダンを習い始め、大人と同じように完全断食をするのは10歳ごろだそうです。

今日は生徒のおかげで 思いがけず内容の濃い いい授業になってしまって、あと残りの2週間の授業も彼らの文化に焦点を当ててみようと思いました。










2018年4月13日金曜日

作曲家の居間

明日のコンサートのリハーサルを作曲家の家で行いました。

弦楽四重奏がやっと入る居間。
そこにはあらゆる国の楽器、本、ドライフラワー、化石、おもちゃ、カード、音響器具が無造作かつ秩序立たれて置かれています。

何十年か前から時が止まってしまったかのようなお家。

身長より大きい振り子時計はフランスの宮廷を思わせます。

大きな木の食卓に置かれた果物はもはやデコレーションかと思うような美しさで食べられる時を待っています。

作曲家のお家は秘密がいっぱい。

インスピレーションを受ける環境づくりは大事ですね。

私の生活 雑音だらけだと反省しました。

最近作曲をしていないけれど、なんだかやる気が出てきたみたい。


明日4月14日、フェスティバルのオープニングで演奏します。皆様いらしてくださいね。
21h15~ Le Lac (26 rue de Witte de Haelen, 1000 Bxl)

https://www.facebook.com/events/1871158409624480/?active_tab=about



2018年4月5日木曜日

残り6回の授業

この2週間の復活祭のバカンスを終えると、ベルギーの学校は学年末までに授業が6回しか残っていません。9月から始まってあっという間に一年が過ぎて行きます。

中学高校の間でたった一年しかない音楽の授業。生徒達は今後の人生において音楽の授業を受けることがないでしょう。学校ですれ違うことはあっても、私の授業を受けることはないでしょう。

あと6回の授業で何を伝えられるだろうかと本当に悩みます。数え切れないほどある名曲を沢山聴かせることが出来なかった。素晴らしいアーチストを紹介することも。時間は限られているのでしょうがないけれど、もっと生徒の音楽性を引き出したかった。

それでも嬉しかったのは、いつも無口だった男の子が、前回の授業で初めて微笑むのを見たことです。リズム練習を楽しそうにやっていました。やっと心を開いてくれたのかなぁ。

ベルギーの学校は共通の教科書がなくて本当によかったと初めて思いました。クラス別に違った教材を使えるからです。

あと6回、教師として伝えておかなくてはいけない事をまとめて授業の準備をしたいと思います。



2018年2月18日日曜日

生徒さんの発表会と羽生選手

今日本中で平昌オリンピックの羽生結弦選手の金メダルが話題になっている。私は彼の演技を観ると魂が揺さぶられ涙が出てくる。

そんな中、今日は生徒さん達の発表会があった。

一年に一度の舞台に小さな子供達が綺麗に着飾って演奏し、親御さんは前列の特等席でムービーを撮る。

子供は暗譜でピアノやチェロに向かい演奏する。その音楽と向き合っている姿は無心でとても美しい。その姿は羽生選手に似ているものがあった。

羽生選手が人気がある訳はたくさんあるだろう。カッコいいとか、礼儀正しいとか、神対応だとか、プーさんが好きな所とか、後輩を大事にするとか、テクニックが素晴らしいとか、表現力が優れているとか。

でも私が思うに何よりも人を魅了する要素は 彼の純粋なスケートに対する情熱だろう。

勝つことに対する貪欲な執着、自分を限界まで突き詰めるストイックさ、人々は彼の全身全霊をかけて演技する姿に”神”のオーラを見て、自分の中の神聖なものに触れ感動するんだろう。

羽生選手はご自身で演奏曲を構成している。ショパンの”バラード”も、”生命”も振り付けと曲が自分のタイミングに合うように曲のフレーズの間をあけたりつめたりする。

彼はもはや音楽に合わせて滑っているのではない。彼から音楽が奏でられているように見える。

それだけ音楽を感じて自分のものにしているのだ。本当にすごい。


子供の教育の話に戻るが、幼少期に何か夢中になれるものを持つことは非常に大事だと思っている。

大半は親御さんが音楽をやらせたいと思って始める。だから仕方なくやらされている子もいる。演奏を聴けば一発でわかる。

でも音楽が嫌いな子なんて本来いないはずだ。

だから私は子供達が音楽を大好きになって 自分の感情を演奏で表現し自分を解放できるようになるように指導していきたい。


2017年11月26日日曜日

2 cellosから学んだこと

皆さんは 2cellosという二人組を知っているだろうか。

ブリュッセルで昨日コンサートを観たので彼らのことを書いてみたい。

2011年、彼らはYouTubeに投稿したマイケル ジャクソンのSmooth Criminalのカバーでセンセーショナルに登場する。

共にクラシック音楽を学んでいたクロアチアとスロベニア人の二人は、10代にマスタークラスやコンクールで顔見知りだった。

その後イギリスで二人は再会しクラシック音楽からポップスターへと変換した。

彼らがデビューした時、私は音大生で衝撃を受けた。同じチェロでこんな事も出来るんだと。革ジャンをまとった彼らのMVはシンプルでキレッキレだった。

ベルギーの音大には”マーケティング”という授業があって、演奏家は如何に小さい存在で、売れるためには莫大なスタッフや組織が裏に存在することを学ぶ。

ミュージシャンとして優秀かそうでないかよりも、売れるか売れないかという世界だ。2 cellosはマーケティングで大成功した例だった。

あの当時 私は根っからの真面目な性格でピュアなクラシック音楽、しかも現代音楽に陶酔していた。クオリティは高いが一般人にはとっつきにくい音楽だ。

しかし 2 cellos の登場により私の中で価値観が全くくつがえされた。爆発するような音楽、楽しめるような曲を弾きたい。

それ以来 ジャンルを超えた音楽を弾くようになって楽しくなった。先生に君はパンクだと言われたりする。

このMVを観て欲しい。二人のチェリストは幼少時、アカデミックな教育に嫌気がさし自分達の世界を築いていくストリー。

https://www.youtube.com/watch?v=N-YuSKeFMxY

私は幼児に音楽を教えるとき一番に考えているのは 如何に楽しく基礎を学ぶかということだ。練習は本来 単調でつまらないものだから 子供が楽しめるような教材を作ることを心がけている。

2017年10月29日日曜日

認めること 認められること 2

昨日のブログでリコーダーの曲をどうしようか考えていることを書いた。

https://maricams.blogspot.be/2017/10/blog-post_28.html



教育は一方的に先生が生徒に教え込むという方法はどうやらベルギー流ではないらしい。

少なくとも美術や音楽に限っては、生徒が興味あることも取り入れていかなくては生徒は真剣に授業を聞かない。

”何か曲の提案ありますか?”と聞いてみたら、生徒たちは一気に教室の前に出てきて私にあの曲だこの曲だと言ってきた。(彼らは興奮すると席を勝手に立ってしまう。手を上げて一人ずつ意見を言う というのができない)

今まで興味なさげにしていた子が自分の好きなアーチストを聞かせようとMadame Madame押し寄せる。

やっとの事で落ち着かせて、youtubeで一曲ずつかけてみた。

私も彼らの好きな曲には興味がある。

しか〜し!

見てみると彼らの好みはどれもこれもフランス語の黒人のラップで使っている言葉が汚く乏しい。Argotと言って俗語が頻繁に使われ 映像には必ずといっていいほど銃が出てくる。。。

これでは最初の20秒で教師の判断で打ち切らざるを得ない。

彼らは自分の好きなアーチストを授業中に見れて大満足。

結果として 私は彼らの好みを理解でき、彼らは私をリスペクトすることになる。

日本のような ”先生を尊敬することが当たり前” という環境はうちの学校にはない。落ちこぼれてしまった不良君たちを如何に理解し、矯正させていくかが教師の大きな課題の一つである。

そして 私が決めたリコーダーの曲選びは 次回お話しする。










2017年10月28日土曜日

認めること 認められること 1

ベルギーの音楽の授業は教科書がないことを昨日のブログで書いたが 今日はまた新たな問題に挑んだ。

日本の学校のような音楽室やピアノはなく、普通の教室で授業を行うので設備は本当に何もない。音楽を聴くためのスピーカーすらも教師の自前となる。(学校によっては恵まれた学校もあるに違いない。少なくとも私の勤務する4つの学校はどれもこんな環境だ)

そんな中、誰もが手軽にできる楽器といったらリコーダーになる。リコーダーを20人のクラスに教えるのは大騒音になる可能性が高いので、不良の多いクラスではやらないようにしている。しかもリコーダーをやると言った途端に"Pourquoi Madame! (何で先生)"と反発されること間違いなし。

でも校長にやってほしいと言われたらやらざるを得ない。。。

そうと決まったら、何の曲を吹くかということになる。

日本の教科書に載っているような文部省系のテイストは完全にアウトだ。音楽教育を一度も受けたことがない中学生には合わない。初心者向けのリコーダーの教材を10冊程見たがどうもうちの生徒には響きそうもない。

彼らが知っている曲で楽しくなってしまうものはないか。探しに探して思いついたのがサッカーFIFAで使われている曲だ。Shakira のwaka waka(This time for Afriaca)という曲。これなら思春期の男の子でもやる気になるかも!?

早速 音を譜面に起こして授業の準備をした。でも、、、

以前 大すべりしたことがある。リズムパーカッションをやって見せたが誰もやらなかったことがある。クラス中しーんとしてしまったのだ。先週までやっていたことがクラスの雰囲気が悪くなると誰も何もやらなくなったりする。中学2年にありがちだ。

そんな経験も踏まえて、生徒に希望を聞いてみた。

     
                                          次回に続く。















2017年10月26日木曜日

ベルギーの音楽の教科書って?

ベルギーの義務教育に基本音楽科目はない。小学校にもない。。。ということで中学、ましてや高校で音楽を取り入れている学校は非常に少ないことになる。そうかと思えば音楽を新しく取り入れる学校もある。

教師にとって最も困るのは教科書がないことだ。日本のように国から支給される制度はない。では、どうするか。自分で作るしかないのだ。小学校から高校まで学年に合わせて一年40時間分の授業を自分で作っていく。これが滅茶滅茶大変なのだ。

教育委員会が定めた指導書をもとに内容を決めていくのだが、キリスト教系の学校、無宗派の学校、区の学校など、学校によってもまた指導書が違ってくる。指導書と言っても具体的な授業内容が載っているわけではない。

例えば、音の描写を理解し自分で表現する とか 色々なアーチストを比較するとか20項目ぐらい書いてあるだけだ。作曲家や曲のチョイス、時代、ジャンルなど完全に自由に決めていいことになる。こんなに面白く、責任重大なことってあるだろうか。

私はクラスの雰囲気を感じ取りながら、ラップしか聞いたことのないこの子達にどうやったら音楽の授業に興味を持ってくれるだろうかと授業の前夜まで資料を作り替えたりしている。

今日はハロウィンに合わせて”死の舞踏”にまつわる音楽の授業を行った。メキシコの色鮮やかなお祭りから、日本のお経、ディズニーが描いた骸骨のアニメなど。できるだけたくさんの世界中の音楽、文化を知って広い視野を持つ子供に成長してほしい。


2017年10月25日水曜日

保護者面談 成績表の役割

私の勤務する中学、高校では保護者面談が年に4回ある。放課後に担任の先生と10分ほど成績表を見ながら話をするのだが、親御さんが泣く方もいらっしゃると聞く。ベルギーは科目によって担当の先生が違うので、10人の先生の評価を一気に知ることになる。

私の担当する音楽は、年4回の成績表の為に毎回筆記と実技試験をすることにしている。点数で人を評価するのはどうかとも思うが学校だから仕方がない。でもその筆記テストでは、見事にその子の授業態度が20点満点の点数に現れる。答えの正解、不正解は別にしても字の書き方で性格も手に取るようにわかる。10点未満は不合格だ。

私の授業はクラスで平均して2-3人は不合格が出る。フランス語、フラマン語、数学、科学などで試験を落とすのは得意 不得意あってあり得るが音楽で落とすというのはちょっと考えものだ。これがいわゆるクラスの問題児にあたる。

そして保護者面談の翌日がこの問題児の分かれ目となる。態度を変えて勉強に取り組むようになるか、完全に開き直って授業を放棄するか。その違いはご家庭での指導一つにかかっている。中学というまだ進路も決まっていない段階で勉強を放棄するというのは本当にもったいないなと思う。ご家庭でも反抗期で大変だとは思うが大抵の子は真剣に話せばわかると信じているので、義務教育が終わるまでは子供を真剣にサポートしていただきたいなと願う。




2017年10月1日日曜日

反抗期とピュアな感動

ベルギーの新学期が始まって早くも一ヶ月が経ちました。生徒も新メンバーにだいぶ慣れてきて、クラスの雰囲気にだいぶ差が出てきました。やる気のあるクラス、静かでおとなしいクラス、どうしようもなく騒がしいクラスなど(笑)。

今週はある中学一年生のクラスでリヒャルト シュトラウスの ”ツァラストラはかく語りき”を授業に取り上げました。このクラスは中学卒業後は技術系専門職に進むので女の子は1人、男の子15人で圧倒的男の子が多く比較的何にでも興味を示す頑張るクラス。

超低音のオルガンが流れるとみんな集中して楽器編成、強弱、フレーズ構成などを聴きとっていきます。そしてフォルティッシモで幕開けする導入部を聴き終わると 驚いたことに”オー”と言いながら拍手をして喜んでいました。それも何度聴いても拍手をして感動していました。
最初の導入部は"2001年宇宙の旅"でも使われた有名な曲。120年前に書かれたこの曲が今でも新鮮さを失わず子供達に感動を与えていることに音楽の底力を感じずにはいられません。
反抗期の中学生も多く、特に男の子は言葉数も減り素直になることが難しくなる年頃です。音楽の力で心を柔軟にしてピュアに成長していってほしいなと願います。


映画で使われたカラヤンのバージョン