ベルギーの義務教育に基本音楽科目はない。小学校にもない。。。ということで中学、ましてや高校で音楽を取り入れている学校は非常に少ないことになる。そうかと思えば音楽を新しく取り入れる学校もある。
教師にとって最も困るのは教科書がないことだ。日本のように国から支給される制度はない。では、どうするか。自分で作るしかないのだ。小学校から高校まで学年に合わせて一年40時間分の授業を自分で作っていく。これが滅茶滅茶大変なのだ。
教育委員会が定めた指導書をもとに内容を決めていくのだが、キリスト教系の学校、無宗派の学校、区の学校など、学校によってもまた指導書が違ってくる。指導書と言っても具体的な授業内容が載っているわけではない。
例えば、音の描写を理解し自分で表現する とか 色々なアーチストを比較するとか20項目ぐらい書いてあるだけだ。作曲家や曲のチョイス、時代、ジャンルなど完全に自由に決めていいことになる。こんなに面白く、責任重大なことってあるだろうか。
私はクラスの雰囲気を感じ取りながら、ラップしか聞いたことのないこの子達にどうやったら音楽の授業に興味を持ってくれるだろうかと授業の前夜まで資料を作り替えたりしている。
今日はハロウィンに合わせて”死の舞踏”にまつわる音楽の授業を行った。メキシコの色鮮やかなお祭りから、日本のお経、ディズニーが描いた骸骨のアニメなど。できるだけたくさんの世界中の音楽、文化を知って広い視野を持つ子供に成長してほしい。
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