2018年6月30日土曜日

つまずいたっていいじゃない

6月最終日。学校は最後の最後まで会議です。

先日成績表が渡されましたが、その結果に満足できない生徒が申し立てをした場合、先生達はまた審議会議をするわけです。午前中はその会議のため先生全員集合。

11教科中2教科しか合格していない子が、平気で申し立てをしてくるわけです。

彼らの言い分としては、家庭内事情が複雑だったら勉強に集中できなかったから成績が悪いんだ というものが多いです。

親が離婚したとか、兄弟が事件に巻き込まれていた!とかドラマチックな背景があって本人の責任ではないのは仕方のないことです。

それなら尚更もう一年留年して基礎学力をつけましょうというのが先生側の意見です。

急いで次に進もうとしても、基礎ができていないとそこでつまずくのは本人です。

それは音楽でも数学でも同じで段階を積んで基礎を積み重ねていかないと次のステップには行けないわけです。

先日は16歳でやっと小学校修了試験に合格した子を送り出しました。

人によって能力は様々でしょうが地道に進むのが一番近道なのです。




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